仮想PCで文字化け。例:¥ → [

仮想PCのWindowsを起動した場合、¥や@、テンキーからの文字入力できなくなる場合があります。

原因は、キーボードの認識(仮想キーボード、物理キーボード、リモートで使うキーボードの違い)に問題があるためです。

Waffle Cell v1

仮想デスクトップ画面左上アプリケーション → アクセサリー → Waffle Cell仮想DTPキーボードレイアウト変更
とクリックし、通常は「日:106/109標準+テンキー」を選択し、[適用]クリックしてください。これで直るはずです。

もし、仮想デスクトップのアプリケーションメニューに「Waffle Cell仮想DTPキーボードレイアウト変更」がない場合は、Waffle Cellの管理ページにログインし、「Waffle Cell仮想DTPキーボードレイアウト変更」をサービス追加してください。

または、仮想デスクトップから仮想PCのWindowsを起動するのではなく、リモートデスクトップ接続を行ってください。

 

Waffle Cell v2、RS-100L、Aterm WG2600HM4

メニューに「Waffle Cell仮想DTPキーボードレイアウト変更」はありません。
リモートデスクトップ接続でお使いください。リモートデスクトップ接続であれば、¥ →  ] のような文字化けは起りません。

USB ←→ 仮想デスクトップ ファイルコピー

USBメモリとWaffle Cell内の仮想デスクトップとの間でファイルコピーをする場合、Waffle Cellのファイル サーバーを経由してください。ファイルサーバーの使い方につきまして、まずは ファイルサーバーの説明をご覧ください。

Waffle Cell v1,v2のファイルサーバーの説明はこちらをご覧ください。
RS-100L、Aterm WG2600HM4のファイルサーバーの説明はこちらをご覧ください。

手順

  1. 普段使っているクライアントPCのUSBドライブにUSBメモリを挿入する。
  2. Waffle Cellのファイルサーバー上の共有フォルダにファイルコピー。
  3. 仮想デスクトップを開き、Windowsキー+Eでエクスプローラ起動。
  4. ファイルサーバー上の共有フォルダ → 仮想デスクトップのフォルダ という形でファイルコピー。

 

Waffle Cellの電源を切る方法は?

Waffle Cell v1、v2でメニューが異なります。下記(1)~(2)はv1・v2共通、(3)以降はWaffle Cellのバージョンに従って該当個所をご覧ください。

(1)仮想PCのWindowsを起動している場合
スタートボタンから「通常通り」仮想PCのWindowsを終了。

(2)ローカルPCのブラウザでWaffle Cellのトップページ

https://L.<ホスト名>.wafflecell.com
例 https://L.example.wafflecell.com

を表示し、管理ページで管理者名を入力しログイン。

※Waffle Cell v1

(3)管理ページ右下にある「シャットダウンなど」を選択。shutdown

(4)画面の指示に従い、「管理者ユーザー名」「管理者パスワード」し実行。
Waffle Cellの電源を切る場合は「shutdown」、
再起動は「reboot」を操作の種類に入力。

(5)「決意を持って実行する」ボタンをクリックすると画面に
「rebooting….. Close the Browser….ブラウザを閉じてください」などというメッセージが表示されます。Waffle Cellの電源が一旦切れるのでこのようなメッセージが表示されます。エラーではありません。

 

※Waffle Cell v2、RS-100L

(3)[高度な設定 ]終了・再起動を選択。

(4)Waffle Cellの電源を切る場合は「shutdown」、
再起動は「reboot」を入力。

これでWaffle Cellが終了・再起動します。
「決意を持って実行する」ボタンをクリックすると画面に

「Waffle Cellからの応答がありません」

などというメッセージが表示されます。Waffle Cellの電源が一旦切れるのでこのようなメッセージが表示されるものです。エラーではありません。

VirtualBox内のWindowsが起動しません

【 1 】VirtualBox内にインストールしたWindowsが正しく起動しているか確認してください。

Waffle Cell v1

VirtualBox内のWindowsの起動方法はこちらをご覧ください。

Waffle Cell v2

VirtualBox内のWindowsの起動方法はこちらをご覧ください。

【 2 】上記【 1 】が問題ない場合、CD/DVDドライブの接続の設定を確認します。 CD/DVDからのインストールが終ったらCD/DVDの接続を終了してください。 そうしないと仮想PCを再起動した場合下記の不具合が発生してしまいます。

CD/DVDを先に読みに行ってしまう。

CD/DVDが入っていないので、仮想PCが起動しない。

CD/DVDの接続を終了するには、仮想PCのウィンドウ右下、左から2番目ディスクの形をしたアイコンを右クリックし、 「ホストドライブのチェック」を外します。

cddvd2

※上図のアイコンが表示されない場合、仮想PCのウィンドウが「フルスクリーンモード」「シームレスモード」になっている可能性があります。仮想PCの画面中央下部にマウスを移動するとメニューがポップアップするので、「ビュー」をクリックして、モードのチェックを外してください。

また、右ALTキーを押しながら
F を押すとフルスクリーンモードのオンオフ
L を押すとシームレスモードのオンオフが切り替えられます。

【 3 】Waffle Cell v1を使っていて、なぜか下図のように「仮想マシンのセッションを開けませんでした」とエラーが出てしまう場合。
vboxerr

(A1)このエラーは通常、DVDを挿入しWindows(仮想PC)からマウント(利用する)状態に設定しているにもかかわらず、DVDが見つからない場合に出ます。

  1. 何でもいいのでWaffle CellにDVDを挿入
  2. 仮想デスクトップの画面左上 アプリケーション → システムツール → Waffle Cell CD-ROM/DVD設定
    とクリックし、アクセス権を可能にする
  3. Windowsを起動
  4. 下記画像のように、仮想PCの画面左上 デバイス → 光学ドライブ → DVD(sr0)のチェックを外す
    dev

(A2)あくまでもレアケースですが、上記1.~4.以外に「仮想マシンのセッションを開けませんでした」とエラーが出る場合があります。レアケースなので、簡単に箇条書きにします。

  • エラー発生のタイミング → 仮想PCにWindowsをインストールした時。
  • WindowsのisoファイルをMicrosoftのHPから予めダウンロード。
  • 原因 → 何らかの原因によりisoファイルが正しくダウンロードされておらず、isoファイルにエラーがあった。
  • 解決方法 → isoファイルをダウンロードし直す。

(A3)こちらもレアケースですが、HDDが満杯になると「仮想マシンのセッションが開けません」とエラーが出ます。この場合はHDDから不要なファイルを削除するなりして空き容量を確保してください。

 

Ubuntuのアップデート

下記の操作は絶対に行わないでください。
『Waffle Cellにモニターやキーボードをつなげ、パスワードを入れてログイン、アップデートマネージャーでアップグレードを行うこと』

上記操作を行うと、Waffle CellのOSであるUbuntuがメジャーアップデートされ(例:バージョン12 → 14)、Waffle Cellが正常に動作しなくなり、すべての再セットアップが必要になってしまいます。

Ubuntuのマイナーアップデート(Waffle Cell v1であれば12.04.1 → 12.04.2)は行うことが可能です。その場合は必ずWaffle Cell本体からではなく、同じLAN内のPCから管理ページに接続し、「サービス追加」にあるUpdateの中の、「基本OS(Ubuntu12.04.*)のアップデート」で行なってください。

ファイルサーバーに異なる「Waffle Cellユーザー名」でログイン

「LAN内PC」がWindows PCの場合、Windowsの仕様により、ファイルサーバーに異なる「Waffle Cellユーザー名」でログインする時、Windows PCを再起動する必要があります。

ケース1:
Windows PCでファイルサーバーに例えばsuzukiという「Waffle Cellユーザー名」でログイン。
次に、同じWindows PCでsatoという「Waffle Cellユーザー名」でログインしようとすると、ログインできない。

Windowsの仕様により、異なるWaffle Cellユーザー名でログインするときはいちいちPCを再起動する必要があります。Windows PCを再起動した後、satoでファイルサーバーにログインします。

ファイルサーバーにログインする時、「資格情報を記憶する」にチェックを付けると、次回以降のログイン時いちいち 「Waffle Cellユーザー名」「Waffle Cellパスワード」を入力する手間を省けますが、異なる「Waffle Cellユーザー名」でログインする時は、ログイン情報を削除し、PCを再起動する必要があります。

ファイルサーバーからのログアウト:
コントロールパネル→ユーザーアカウント→資格情報の管理  クリックsikaku2

Windows資格情報の中の下記項目を削除します。Waffle Cellのバージョンにより下記の2種類があります。
(1) L.<ホスト名>.wafflecell.com
(2) <ホスト名>.wafflecell.com

 

ケース2:
資格情報を削除したのにやはりログインできない場合。

例えば、次のような状況が考えられます。
Windowsローカルユーザー名 → suzuki、パスワード → 12345678。
Waffle Cellユーザー名 → suzukiの設定があり、Waffle Cellパスワード → 12345678。

Windowsローカルユーザー名=Waffle Cellユーザー名、
Windowsパスワード=Waffle Cellパスワード
という状況で、Windowsにログインすると、資格情報を削除していても自動的にWaffle Cellユーザー名 suzukiのファイルサーバーにログインされてしまい、Waffle Cellユーザー名satoのファイルサーバーにはログインできません。

回避するには、suzukiのWindowsパスワードまたはWaffle Cellパスワードのどちらかを変更してください。

 

※Waffle Cell v1の方は「Waffle Cellユーザー名」を「一般ユーザー名」と置き換えてお読みください。

 

ネットワークドライブ接続認証記憶

ネットワークドライブ接続時、「Waffle Cellユーザー名」「Waffle Cellパスワード」を記憶させる方法。

WindowsでSAMBAで設定されたネットワークドライブに接続するとき、「Waffle Cellユーザー名」「Waffle Cellパスワード」を入力します。そのとき、「資格情報を記憶する」にチェックを付けておけば、次回接続時「Waffle Cellユーザー名」「Waffle Cellパスワード」の入力を省略できますが、場合によってはできないことがあります。
sikaku1

その場合、下記の手順で記憶することができます。
Windowsで
コントロールパネル – 資格情報マネージャー – Windows資格情報の追加 クリック
sikaku2

次に表示される画面で下記のように入力。

  1. インターネットまたはネットワークのアドレス
    (1)Waffle Cell v1,v2,RS-100Lをお使いの場合
     L.<ホスト名>.wallflecell.com
     (例 L.example.wallflecell.com)
    (2)Aterm WG2600HM4をお使いの場合
     <ホスト名>.wallflecell.com
     (例 example.wallflecell.com)
  2. ユーザー名:Waffle Cellユーザー名
  3. パスワード:Waffle Cellパスワード

これにより次回からネットワークドライブ接続時の「Waffle Cellユーザー名」「Waffle Cellパスワード」の入力を省略できます。

※Waffle Cell v1の方は「Waffle Cellユーザー名」を「一般ユーザー名」と置き換えてお読みください。

 

VPN接続できない(1)DMZ設定(v1 v2)

外部からVPN接続できない場合、ルーターを2つ繋げるなど特殊な環境でなければDMZ設定により接続することができます。(本Q&AはWaffle Cell 1台を導入していることを想定しています)

Waffle Cell v1とv2で画面内容が異なります。下記【 1 】は共通ですが、【 2 】以降は該当バージョンの説明をお読みください。

【 1 】ルーターの再起動
DMZ設定を行う前にルーターの再起動を行います。
ルーターの電源コードを抜き、10秒位数えて電源コードを差してください。これでルーターが再起動されます。

※Waffle Cell v1

【 2 】DMZ設定
ルーターの再起動をしてもVPN接続できない場合はDMZ設定を行います。
(1)LAN内PCでブラウザを開き、下記のように入力してWaffle CellのTOPページを開く。

https://L.<ホスト名>.wafflecell.com/
例 https://L.example.wafflecell.com

画面右下「管理ページ」をクリックすると、Waffle Cellログイン画面が表示されますので、「管理者ユーザー名」「管理者パスワード」を入れログイン。
preinst03

(2)ログイン後、画面右「DMZオプション設定」をクリックし、DMZ設定を有効にする。同時に画面にローカルIPアドレスが「n.n.n.n」という形で表示されるので、この数字をメモ書き。
※DMZ設定した時点で、外からWaffle Cellに接続できなくなります。

※nは任意の数字。IPアドレスの例「192.168.100.219」
dmz

(3)「使用中のルーター名 DMZ」でWEB検索し、お使いのルーターのDMZ設定を行う。DMZ設定するときに(2)でメモ書きしたローカルIPアドレスを入力する。

これで外部から接続が可能になるはずです。

※Waffle Cell v2

【 2 】DMZ設定
ルーターの再起動をしてもVPN接続できない場合はDMZ設定を行います。
(1)LAN内PCでブラウザを開き、下記を入力。

https://L.<ホスト名>.wafflecell.com/
例 https://L.example.wafflecell.com

 

(2)Waffle Cell管理TOPログイン → [セキュリティ] → DMZ設定 と進む。

(3)下記のような画面が表示されたら、
「有効」にチェックを付け、
ローカルIPアドレスが「n.n.n.n」という形で表示されるので、この数字をメモ書き。

(4)「使用中のルーター名 DMZ」でWEB検索し、お使いルーターのDMZ設定を行う。DMZ設定するときにメモ書きしたローカルIPアドレスを入力する。

これで外部から接続が可能になるはずです。

 

仮想デスクトップ・VirtualBox内のWindowsの違い

仮想デスクトップ
Waffle Cell上に仮想のデスクトップを作り、外部のPCやタブレットから操作する事ができます。

VirtualBox内のWindows
Waffle Cell上に作った仮想デスクトップの中にVirtualBoxをインストールし、その中にWindowsをインストール作ることができます。

usekpc01

※参考 仮想デスクトップと仮想PCの比較

 仮想デスクトップと仮想PCが混乱しやすいので、両者の違いをまとめました。

  仮想デスクトップ 仮想VirtualBox内のWindows
 インストール先 Waffle Cellの中 Waffle Cellの中の
仮想デスクトップの中の
VirtualBoxの中
 メモリ 仮想PCよりは消費が少ない ユーザー数が増えると消費量が大きくなる
 ソフトウェア 追加インストールできない。
予め用意されているソフトウェアのみ使用可能。
WordやExcel等Windowsソフトをインストール可能

◆Waffle Cell v1,v2 と Waffle Cell VM
下記の違いも混乱しやすいのでご注意ください。
【 1 】Waffle Cell v1,v2
(A)Waffle CellにVirtualBoxがインストールされている。
(B)その中のWindowsがインストールされている。

【 2 】Waffle Cell VM(Aterm WG2600HM4に搭載)
(1)自宅PCにVirtualBoxがインストールされている。
(2)その中にWaffle Cell VMがインストールされている。
(3)その中にVirtualBoxがインストールされている。
(4)その中にWindowsがインストールされている。

上記(B)と(4)は同じように仮想のWindowsとなっています。

 

◆取説ページ
「仮想デスクトップと仮想PCの違い」もご覧ください。詳しい説明が載っています。