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VirtualBox内のWindowsから印刷できなくなった

以前はVirtualBox内にインストールしたWindowsからWaffle Cellと同じLAN内にあるプリンターで印刷できていた。ある日を境に印刷できなくなった。

【 1 】
まずは、VirutualBoxの設定を確認します。

仮想デスクトップの画面左上 アプリケーション → VirutualBox → 設定 → ネットワークタブ → 割り当て 「ブリッジアダプター」が設定されているか確認してください。
bridge

もし「割り当て」が「ブリッジアダプター」以外に設定されていると印刷できません。

VirtualBox内のWindowsは筐体がないだけで、通常のWindows PCと全く同じものです。なので「ブリッジアダプター」を設定しましたら、社内LAN等に接続しているPCから同じLAN内にあるプリンタに印刷するのと同じ手順で設定してください。

「ネットワーク  プリンタ」でWEB検索してください。設定方法がたくさん出てきます。

【 2 】
ブリッジモードに設定されているのに印刷できない、プリンターが反応しないという場合はプリンターのローカルIPを確認してください。気がつかない間にローカルIPが変っていることがあります。

次の手順でローカルIPを正しく設定してください。
・プリンターの実際のローカルIPを確認。(確認方法は各プリンターのマニュアルをご覧ください)
・スタートボタン → デバイスとプリンター → プリンターのプロパティ → [ポート]タブで、正しいローカルIP設定。

プリンターによってはローカルIPを固定することができます。各プリンターのマニュアルをご覧ください。

※Waffle Cell本体に直接プリンタをUSBで接続してもうまくいきませんので、ご注意下さい。

パスワードを変更した後、仮想デスクトップを開けなくなった

Waffle Cellの管理Top画面で「Waffle Cellパスワード」を変更 → 仮想デスクトップにログインできなくなった。この場合仮想デスクトップの再起動で解決します。

Waffle Cell v1

仮想デスクトップの再起動はこちらをご覧ください。

 

Waffle Cell v2

仮想デスクトップの再起動はこちらをご覧ください。

 

RS-100L、Aterm WG2600HM4

取扱説明書の導入編
https://docs2.waffleinfo.com/v2deb_basicja.pdf
のP27をご参照ください。

 

※Waffle Cell v1の方は「Waffle Cellパスワード」を「一般パスワード」と置き換えてお読みください。

 

VirtualBox内のWindowsの画面が狭くなってしまった(v1)

正常画面:(クリックで拡大)
RIMG0761

赤枠の部分が黒くなっている:(クリックで拡大)
RIMG0763

念の為、下記の手順でクリックしてください。

仮想デスクトップの画面左上 アプリケーション → アクセサリー → Waffle Cell 仮想DTP解像度変更

上記でダメならマウスカーソルを画面下部に移動するとメニューが表示されます。そのメニューの中に
「ゲストOSの画面を自動リサイズ」
という項目があります。これにチェックを付けてください。

iPad+仮想デスクトップで日本語入力できない

ソフトキーボードをアルファベットモードにしてください。
日本語入力モードだと正しく日本語入力できません。

例:「愛」と入力する場合は「ai」と入力して漢字変換します。「あい」と入力するとうまく行きません。

 

仮想デスクトップで日本語入力ができない(v1)

仮想デスクトップを再起動した後などに、日本語入力ができなくなる場合があります。

  1. 端末を起動
    仮想デスクトップ画面左上、アプリケーション → システムツール(バージョンによってはアクセサリー) → 端末 クリック。「端末」画面が表示されるので

    ibus-daemon    -rdx

    と入力し、エンターキー。

  2. 仮想デスクトップ画面右上にキーボードアイコンが表示されるか確認
  3. キーボードアイコンが表示されたらキーボードアイコンをクリックし、「設定」を選択後、入力メソッドタブで「現在の入力メソッドの設定」でMozcを1番上に移動。ダイアログを[閉じる]
    バージョンによっては「使用するインプットメソッドをカスタマイズ」にチェックを入れて、Mozcを1番上に移動。ダイアログを[閉じる]
  4. iBusの再起動
    キーボードアイコンをクリックし「再起動」クリック。

仮想PCで文字化け。例:¥ → [

仮想PCのWindowsを起動した場合、¥や@、テンキーからの文字入力できなくなる場合があります。

原因は、キーボードの認識(仮想キーボード、物理キーボード、リモートで使うキーボードの違い)に問題があるためです。

Waffle Cell v1

仮想デスクトップ画面左上アプリケーション → アクセサリー → Waffle Cell仮想DTPキーボードレイアウト変更
とクリックし、通常は「日:106/109標準+テンキー」を選択し、[適用]クリックしてください。これで直るはずです。

もし、仮想デスクトップのアプリケーションメニューに「Waffle Cell仮想DTPキーボードレイアウト変更」がない場合は、Waffle Cellの管理ページにログインし、「Waffle Cell仮想DTPキーボードレイアウト変更」をサービス追加してください。

または、仮想デスクトップから仮想PCのWindowsを起動するのではなく、リモートデスクトップ接続を行ってください。

 

Waffle Cell v2、RS-100L、Aterm WG2600HM4

メニューに「Waffle Cell仮想DTPキーボードレイアウト変更」はありません。
リモートデスクトップ接続でお使いください。リモートデスクトップ接続であれば、¥ →  ] のような文字化けは起りません。

USB ←→ 仮想デスクトップ ファイルコピー

USBメモリとWaffle Cell内の仮想デスクトップとの間でファイルコピーをする場合、Waffle Cellのファイル サーバーを経由してください。ファイルサーバーの使い方につきまして、まずは ファイルサーバーの説明をご覧ください。

Waffle Cell v1,v2のファイルサーバーの説明はこちらをご覧ください。
RS-100L、Aterm WG2600HM4のファイルサーバーの説明はこちらをご覧ください。

手順

  1. 普段使っているクライアントPCのUSBドライブにUSBメモリを挿入する。
  2. Waffle Cellのファイルサーバー上の共有フォルダにファイルコピー。
  3. 仮想デスクトップを開き、Windowsキー+Eでエクスプローラ起動。
  4. ファイルサーバー上の共有フォルダ → 仮想デスクトップのフォルダ という形でファイルコピー。

 

VirtualBox内のWindowsが起動しません

【 1 】VirtualBox内にインストールしたWindowsが正しく起動しているか確認してください。

Waffle Cell v1

VirtualBox内のWindowsの起動方法はこちらをご覧ください。

Waffle Cell v2

VirtualBox内のWindowsの起動方法はこちらをご覧ください。

【 2 】上記【 1 】が問題ない場合、CD/DVDドライブの接続の設定を確認します。 CD/DVDからのインストールが終ったらCD/DVDの接続を終了してください。 そうしないと仮想PCを再起動した場合下記の不具合が発生してしまいます。

CD/DVDを先に読みに行ってしまう。

CD/DVDが入っていないので、仮想PCが起動しない。

CD/DVDの接続を終了するには、仮想PCのウィンドウ右下、左から2番目ディスクの形をしたアイコンを右クリックし、 「ホストドライブのチェック」を外します。

cddvd2

※上図のアイコンが表示されない場合、仮想PCのウィンドウが「フルスクリーンモード」「シームレスモード」になっている可能性があります。仮想PCの画面中央下部にマウスを移動するとメニューがポップアップするので、「ビュー」をクリックして、モードのチェックを外してください。

また、右ALTキーを押しながら
F を押すとフルスクリーンモードのオンオフ
L を押すとシームレスモードのオンオフが切り替えられます。

【 3 】Waffle Cell v1を使っていて、なぜか下図のように「仮想マシンのセッションを開けませんでした」とエラーが出てしまう場合。
vboxerr

(A1)このエラーは通常、DVDを挿入しWindows(仮想PC)からマウント(利用する)状態に設定しているにもかかわらず、DVDが見つからない場合に出ます。

  1. 何でもいいのでWaffle CellにDVDを挿入
  2. 仮想デスクトップの画面左上 アプリケーション → システムツール → Waffle Cell CD-ROM/DVD設定
    とクリックし、アクセス権を可能にする
  3. Windowsを起動
  4. 下記画像のように、仮想PCの画面左上 デバイス → 光学ドライブ → DVD(sr0)のチェックを外す
    dev

(A2)あくまでもレアケースですが、上記1.~4.以外に「仮想マシンのセッションを開けませんでした」とエラーが出る場合があります。レアケースなので、簡単に箇条書きにします。

  • エラー発生のタイミング → 仮想PCにWindowsをインストールした時。
  • WindowsのisoファイルをMicrosoftのHPから予めダウンロード。
  • 原因 → 何らかの原因によりisoファイルが正しくダウンロードされておらず、isoファイルにエラーがあった。
  • 解決方法 → isoファイルをダウンロードし直す。

(A3)こちらもレアケースですが、HDDが満杯になると「仮想マシンのセッションが開けません」とエラーが出ます。この場合はHDDから不要なファイルを削除するなりして空き容量を確保してください。

 

仮想デスクトップ・VirtualBox内のWindowsの違い

仮想デスクトップ
Waffle Cell上に仮想のデスクトップを作り、外部のPCやタブレットから操作する事ができます。

VirtualBox内のWindows
Waffle Cell上に作った仮想デスクトップの中にVirtualBoxをインストールし、その中にWindowsをインストール作ることができます。

usekpc01

※参考 仮想デスクトップと仮想PCの比較

 仮想デスクトップと仮想PCが混乱しやすいので、両者の違いをまとめました。

  仮想デスクトップ 仮想VirtualBox内のWindows
 インストール先 Waffle Cellの中 Waffle Cellの中の
仮想デスクトップの中の
VirtualBoxの中
 メモリ 仮想PCよりは消費が少ない ユーザー数が増えると消費量が大きくなる
 ソフトウェア 追加インストールできない。
予め用意されているソフトウェアのみ使用可能。
WordやExcel等Windowsソフトをインストール可能

◆Waffle Cell v1,v2 と Waffle Cell VM
下記の違いも混乱しやすいのでご注意ください。
【 1 】Waffle Cell v1,v2
(A)Waffle CellにVirtualBoxがインストールされている。
(B)その中のWindowsがインストールされている。

【 2 】Waffle Cell VM(Aterm WG2600HM4に搭載)
(1)自宅PCにVirtualBoxがインストールされている。
(2)その中にWaffle Cell VMがインストールされている。
(3)その中にVirtualBoxがインストールされている。
(4)その中にWindowsがインストールされている。

上記(B)と(4)は同じように仮想のWindowsとなっています。

 

◆取説ページ
「仮想デスクトップと仮想PCの違い」もご覧ください。詳しい説明が載っています。