VPN接続で「エラー789」が出た

Q:外から自宅のWaffle CellにVPN接続しようとしたら
「エラー789 リモートコンピューターと最初にネゴシエートするときに、セキュリティ層で処理エラーが検出されたため、L2TP接続に失敗しました」
とのエラーメッセージが表示され、VPN接続に失敗した。
err789

A:まずは外部の回線からWaffle Cellに接続できるか確認します。
外部の回線に接続されているPCのブラウザのアドレスバーに下記入力します。

https://<ホスト名>.wafflecell.com/
例 https://example.wafflecell.com/

上記が接続できない場合、こちらのページをご覧ください。
上記が接続できる場合、VPN接続の設定が正しくなされているか、確認してください。

(1)事前共有キーが正しく入力されているか
(2)Waffle Cell VPN Manager 設定の編集 → サーバーアドレスが正しく入力されているか

上記(1)(2)の設定が正しい場合、別の回線(例:スマホ)でVPN接続を試みてください。別の回線が繋がれば原因は回線(機器)にあることがはっきりするので、(3)(4)をご確認ください。

(3)問題の回線の管理者またはプロバイダーに
「UDP500と4500が開いているかどうか(中から外にデータが流れるか)」
確認してください。開いていない場合はVPN接続できないので、他の回線からVPN接続してください。

(4)問題の回線に使用されている無線LANルーターの「IPSecパススルー」を有効にすることでVPN接続ができたという事例もあります。「IPSecパススルー」でWEB検索してみてください。

(5)停電により、VPN接続ができなくなる場合があります。実際の事例は下記の通りです。
・会社にWaffle Cellが設置されている。会社で一時的に停電した後、復旧した。
・停電復旧後、社内PCからはWaffle Cellに接続できている。
・テレワークの社員がVPN接続できなくなってしまった。

この場合、テレワークしている社員の自宅ルーターを再起動することにより、VPN接続できるようになります。

 

仮想デスクトップが突然停止した

Waffle Cell v1

L.<ホスト名>.wafflecell.com 管理者でログイン。
preinst03
サービス追加 クリック。
** サービス一覧のアップデート ** 実行
[Update]分野 – Waffle Cell アップデートTLS/SSL インストール。
仮想デスクトップ インストール。

 

Waffle Cell v2

仮想デスクトップのログイン画面を表示し、[再起動]を実行してください。

 

Windows標準のVPN接続は使えるか

Q.Windowsに「VPN」が標準で付属しています。こちらからWaffle CellにVPN接続すれば、Waffle Cellアプリ画面[管理関連]VPN Connection Managerをわざわざインストールしなくても大丈夫ですか? (Windowsキー+Aで開く通知領域のVPN)

vpn_tuti
Windows画面右下 通知領域 → VPN

A.Waffle Cell VPNマネージャーは初回起動時にレジストリを書き換えます。Waffle Cell VPNマネージャーはインストール後1回は起動してください。

その後は、
・テグレット製「Waffle Cell VPNマネージャー」
・Windows標準「VPN」
どちらでも好きな方でVPN接続可能です。下記はWindows標準「VPN」の設定例です。

VNC Viewer で文字が滲む

VNC Viewer(RealVNC)を使っていると文字が滲んだような状態で表示される場合があります。その場合、オプション設定で解決します。

vncoption

オプション → [Diplay]タブ → Scaling で
Scale to window size になっていると滲んで表示される場合があるので、
No scaling に設定します。

パスワード(管理者・ユーザー)の変更

【Linuxに詳しい方へ】
コマンドライン(ルート権限による)での設定は行わないでください。システムに矛盾が発生してしまいます。

◆「Waffle Cell管理者パスワード」の変更

Waffle Cell v1

  1. L.<ホスト名>.wafflecell.com を開く。
  2. 画面右下 管理ページ クリック。
  3. サービス追加 → 社内システム → 管理者パスワード変更機能 クリック。
  4. 管理ページに「管理者パスワード変更機能」が追加されるので、そこから管理者パスワードを変更。

Waffle Cell v2

こちらをご覧ください。

RS-100L

こちらをご覧ください。

 

 

◆「Waffle Cellパスワード(一般パスワード)」の変更

Waffle Cell v1

  1. L.<ホスト名>.wafflecell.com を開く。
  2. 画面右下 管理ページ クリック。
  3. ユーザー設定 → 既存Server 一般ユーザー設定変更/削除
  4. 変更後の一般パスワードを「新規パスワード」欄に入力。
  5. 管理者ユーザー名・管理者パスワード入力。
  6. [編集内容を確定する]をクリック。

Waffle Cell v2、RS-100L

こちらをご覧ください。

 

VPN接続しても「Windowsコンピューター名」を入力できない

Q:VPN接続で社内ネットワークに接続したPCから、社内のWindowsサーバー等に接続する際にnetbios名(Windowsのコンピューター名)で接続できない。
社外PCからVPN接続しても社内LANに組込まれないのか?

「コンピューター名」
コントロールパネル → システムとセキュリティ → システム
pcname2

A:Windowsは古い名前解決(NET BIOS)をそのまま引き継いでいるためにこのようなことが起り、
名前の解決に「Windows コンピューター名」を使用することができません。

もちろん、外からVPN接続しているPCでも、エクスプローラー(Windowsキー+E)でWaffle Cellのファイルサーバー接続することは可能です。
 外からVPN接続して ¥¥L.example.wafflecell.com¥suzuki¥ にアクセス可能。

代りに「Windows コンピューター名」に対応するIPアドレスを使用して下さい。

例えば、下記の形で業務ソフトをWaffle Cellで使いたい場合があるとします。

青枠 → 社内LANの内側
R → ルーター
Waffle Cell機 → 仮想PC(Windows)に業務ソフト(サーバープログラム マルチユーザー対応)がインストール。
A,B → 社内PC。業務ソフト(クライアントプログラム)。
C → 社外PC。VPN接続されている。業務ソフト(クライアントプログラム)。

A,B,C各PCで事務員が業務データ入力作業を行う。
業務ソフトのサーバープログラムとクライアントプログラムを紐付けるため、
仮想PCの「Windows コンピューター名」を業務ソフトで設定する必要がある。
wwc062

Waffle Cellの自分のフォルダにあるファイルの削除・コピー、Word,Excelのファイルを編集などといったことは、上記A,B,C全てでできます。

但し、「名前の解決の制限」があるため、
A,Bで「Windows コンピューター名」は設定できますが、
Cでは「Windows コンピューター名」を設定できません。

この場合、もしクライアントソフトの方で、
「Windows コンピューター名」の代りにIPアドレスを設定可能
であれば、下記の手順で設定することができます。

(1)仮想PCのIPアドレスを固定する。(ルーターをリセットするとIPアドレスが変ってしまうため)
(2)パソコンCで仮想PCのIPアドレスを設定。

仮想PCのIPアドレスを固定する方法につきまして
「Windows IPアドレス 固定」
などでWEB検索してみてください。

VPNの設定を間違えた。最初からやり直したい。

Q:Waffle Cell VPN ManagerをWindows PCにインストールし、
[追加]をクリックして、初期設定をする際に間違った項目を選んで設定完了してしまった。
最初からやり直したい。

v704

A:VPNの設定が保存されているファイル「WafflePhoneBook.pbk」を削除すれば、最初からやり直すことができます。

  1. Windowsキー+Eでエクスプローラー起動。
  2. 【Windows10】
    [表示]タブ → 隠しファイルのチェックを付ける。
  3. “C:¥Users¥<ユーザー名>¥AppData¥Roaming¥Waffle Computer¥WafflePhoneBook.pbk”を削除。
    もし万一、WafflePhoneBook.pbkが見つからない場合は
    エクスプローラーの画面右上検索欄に「WafflePhoneBook.pbk」と入力して検索し、
    WafflePhoneBook.pbkを削除。
  4. Waffle Cell VPN Managerの[追加]から、設定開始。

 

Waffle Cell v1

VPNの取説ページはこちらです。合せてご覧ください。

 

Waffle Cell v2

VPNの取説ページはこちらです。合せてご覧ください。

 

VirtualBoxのアップデートが出た

仮想デスクトップでVirtualBoxを起動すると、VirtualBoxのアップデートを知らせるメッセージが出る場合があります。

※Waffle Cell v1

下記の手順でVirtualBoxのアップデートを行ってください。

  1. VirtualBox内にインストールされているWindowsを終了する。
  2. Waffle Cellの管理ページにログイン。
  3. サービス追加にあるUpdateの [** サービス一覧のアップデート **] を実行。
  4. 「その他」にある 仮想PC(パソコン) – VirtualBox Uの「U」をクリックし、最新版をインストール。

アップデートの実行前・実行後にバージョン確認するといいでしょう。

仮想デスクトップ画面左上アプリケーション → システムツール → Oracle VM VirtualBoxとクリックし、VirtualBox起動。
VirtualBoxのメニュー ヘルプ → VirtualBoxについて
で、バージョン確認できます。

vbox

※Waffle Cell v2

現行バージョンのVirtualBoxをそのまま使っても問題ありません。アップデートはせず、そのままお使いください。

ダウンロード → インストールという作業は行わないでください。

※v1v2に限らず、VirtualBoxのアップデートは入ったが、弊社の対応が済んでいないもしくは現行バージョンを継続使用して問題ない場合は U をクリックしてもアップデートされません。
この場合、VirtualBoxをそのまま使っても問題ありませんので弊社の対応(動作確認等)が完了するのをお待ちください。

Waffle Cellトップページのメニュー(利用可能 Webサービス)が突然消えた(v1)

Waffle Cell v1を使っていて、昨日までは問題なくWaffle Cellトップページが表示されていたが、今日突然メニュー内容が消えてしまった。

※この現象はWaffle Cell v2では報告されていません。

【正常に表示されているトップページ】

              ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

【メニューが消えてしまったトップページ】

Firefoxの言語に関するバグが原因で、このような現象が発生します。

解決策は下記の3つになります。

  1. Firefoxのバグが修正されるまで、Internet Explorer、Google Chromeを使う。
  2. URLの最後に ?la=ja を以下のように付加する。

    https://L.<ホスト名>.wafflecell.com?la=ja 
    例 https://L.example.wafflecell.com?la=ja

  3. Firefox右上の三本線のアイコン → 「コンテンツ」 → 「言語設定」クリック。
    日本語だけを残し、英語とある項目をすべて削除する。
    fxsetting