Waffle Cellが遅い

Q:弊社スタッフがWaffle Cellを使っていますが、Waffle Cellが遅い(重い)と言われています。対策はありますか。またWaffle Cellは1度に何人まで使えますか。

 

A:遅くなる原因としては

(1)回線
(2)メモリ不足によるスワップ
(3)RDPの設定

です。確認方法は

(1)別の回線経由で試してみる。
(2)メモリを 確認する。
Waffle Cellと同じLAN内にあるPCで、Waffle Cellの「アプリ画面」を開き、[高度な設定]各種情報の「利用可能メモリ」を開きます。サクサクに使うには、仮想デスクトップはユーザー1人当り2GB、VirtualBox内にインストールしたWindowsはユーザー1人当り6~8GBを必要とします。
(3)RDPの画面色数を16ビット以下にします。

 

1度に何人くらいまで使えるかという点ですが、使う機能により異なり、一概には言えません。Nextcloud, Mattermostであれば数十人でも大丈夫です。ファイルサーバー(NAS機能)を使う場合もコピーするファイルサイズによります。

VirtualBoxのWindowsでファイルサーバーに繋がらない

Q:VirtualBoxにインストールしたWindowsを起動しましたが…
(1)Waffle Cellファイルサーバーに接続できません。
(2)仮想PC(VirtualBox)のWindowsでブラウザを起動してもインターネットに接続できません。(Yahoo等が開かない)

 

A:VirtualBoxの画面を開き、
設定 → [ネットワーク]ケーブル接続
にチェックが入っているかご確認ください。このチェックが入っていないと仮想PCからインターネットに接続できません。

 

※仮想PCからWaffle Cellのファイルサーバーに接続できない場合、まずは仮想PCのブラウザからインターネットに接続できるか確認してください。

(1)仮想PCからファイルサーバーに接続できない
(2)仮想PCからインターネットに接続できない

上記2つの接続ができないにも関わらず、

(3)LANの外側からWaffle CellのTopページに接続できる。
  https://<ホスト名>.wafflecell.com
(4)クライアントPCからWaffle Cellのファイルサーバーに接続できる
(5)仮想デスクトップのブラウザからインターネットに接続できる

場合は「ケーブル接続」のチェックの有無が原因である可能性が高いです。

 

 

Chromebookで作成したファイルをWaffle Cellに保存

Q:Chromebookで作成したワープロ文書、表計算ファイルをWaffle Cellのファイルサーバーに保存するにはどうしたらいいか。

 

A:Chromebookで文書作成して保存しようとすると、保存先としてGoogleドライブ、ダウンロード(ローカル領域)はありますが、Waffle Cellのファイルサーバーはありません。

下記サイトに従って、「File System for Windows」をChromebookにインストールするといいでしょう。

ChromebookをWindowsファイル共有サーバーに接続する方法

「File System for Windows」をインストールしたら各項目を下記の通り入力するといいでしょう。

サーバーのIPアドレス Waffle Cell v1,v2,RS-100L
l.<ホスト名>.wafflecell.com
 例 l.example.wafflecell.com

Aterm WG2600HM4
<ホスト名>.wafflecell.com
 例 example.wafflecell.com

ユーザーのパスワード Waffle Cellパスワード
サーバーの端末名 Waffle Cellユーザー名

上記インストール後、
Chromebook付属のテキストエディタで文書入力 → 保存をクリックすると、それまで出なかったWaffle Cellのファイルサーバー

 L.<ホスト名>.wafflecell.com または
 <ホスト名>.wafflecell.com

がサイドメニューに表示され、テキストファイルをWaffle Cellのファイルサーバーに保存することができるようになります。

Chromebookで仮想デスクトップ接続

Chromebookで仮想デスクトップに接続する方法は2つあります。最初は【 1 】ブラウザからログインし、慣れてきたら【 2 】VNC Viewerでログインするといいでしょう。

【 1 】Chromebookのブラウザ
Waffle CellのTopページを開く → メニューから仮想デスクトップを選びログイン

バージョン
Waffle Cell Topページ URL
Waffle Cell v1,v2,
RS-100L
l.<ホスト名>.wafflecell.com
例 l.example.wafflecell.com
Aterm WG2600HM4 <ホスト名>.wafflecell.com
例 example.wafflecell.com

 

【 2 】VNC Viewer
(1)いつものchromeウェブストアで、VNC Viewer for Google Chromeをインストール。

(2)Chromebookのキーボード左端の虫めがねのようなキーを押下。
アプリ一覧からVNC Viewer for Google Chromeを選択。

(3)VNC Viewerのログイン画面。(長いので写真では途中で切れている)

バージョン000
Waffle Cell Topページ URL
Waffle Cell v1,v2,
RS-100L
l.<ホスト名>.wafflecell.com
例 l.example.wafflecell.com
Aterm WG2600HM4 <ホスト名>.wafflecell.com
例 example.wafflecell.com

VNC番号は、Waffle CellのTopページ → 仮想デスクトップで、一覧表示される。

(4)「Unencrypted Connection」という警告が出たら Connect クリック。

(5)Chromebook用のVNC Viewerで、仮想デスクトップを表示できました!

Waffle Cell2台もしくはWaffle Cell+NASを設置したい

Q1:事務所にWaffle Cell v1が設置されている。v1はまだまだ使えるのでv1も使いつつ、v2を新規導入することはできるか。この質問の回答はこちらから

Q2:Waffle CellとNASを同じ事務所に導入できるか。この質問の回答はこちらから

 

A1:可能ですが外から接続できるのはどちらか1つになります。もう1つは社内LAN専用となります。

外から接続しようとした → 接続可能な機械が2台ある → 接続できない

となってしまうためです。下図はQ1のケースです。

【接続のイメージ】

同じLAN内にあるPCからv1・v2両方に接続可能。
外部のPCからはv2のみに接続可能。(この場合、外部のPCからv1に接続はできません)

設定の手順。(v1を社内LAN専用とします)

(1)同じルーターにWaffle Cell v1とv2を接続する。
(2)v1をDMZ設定する。

Waffle Cell v1でDMZ設定にする:

(1)同じLAN内にあるPCのブラウザで下記アクセス。
https://L.<ホスト名>.wafflecell.com/ (例 https://L.example.wafflecell.com)
画面右下「管理ページ」から「管理者ユーザー名」「管理者パスワード」を入れログイン。

(2)ログイン後、画面右「DMZオプション設定」をクリックし、DMZを有効にする。これでDMZ設定終了。

ここではWaffle Cell v1は外から接続しないので、ルーターにv1のローカルIPを設定するなどの作業はしません。

v1 → v2 ファイルコピー

v1のホスト名をwc1、ユーザー名をuser1、
v2のホスト名をwc2、ユーザー名をuser2とします。

同じLAN内にあるPCでエクスプローラー(Windowsキー+E)を起動し、そのアドレスバーに
¥¥L.wc1.wafflecell.com¥user1¥ と入力。通常のファイルコピーの要領で、
¥¥L.wc2.wafflecell.com¥user2¥ にコピーすることができます。

VPN接続

上図の例で、LANの外側にあるPCからWaffle CellにVPN接続する場合、v2にVPN接続します。

v2にVPN接続できれば、上記「v1 → v2 ファイルコピー」の要領でv1のファイルサーバーに接続可能です。

v1にownCloudがサービス追加されている。Windows PCにownCloudクライアントソフトがインストールされているという環境で
「Waffle Cell v1 ←→ LANの外側にあるWindows PC」
という形でファイルの同期を取る場合も、v2にVPN接続してください。

 

A2:Waffle CellとNASは共存可能です。
ただし、NASが外からの接続が可能なタイプの場合、NAS側で「外から接続する機能を無効にする」必要があります。Waffle CellとNASの2つが「外から接続可能」に設定されていると、外にあるPCはどちらに接続して良いのか分りません。従って接続できません。そのため、NASを外から接続できないように設定します。

Waffle CellにVPN接続した後、下記のNASに外から接続可能です。
・外から接続する機能を無効にしたNAS
・外から接続する機能が元から無いNAS

※Waffle Cellの無い環境でNASに接続する場合、エクスプローラーにNASの名前(例 nas01)を入力すれば接続できますが、
外にあるWindowsPCからWaffle CellにVPN接続し、さらにNASに接続する場合、NASをIPアドレスで指定する必要があります。

  エクスプローラーに入力する内容
Waffle Cellが設置されていない環境 NASの名前。
例 ¥¥nas01¥
Waffle Cell + NASが共存している IPアドレス。
例 ¥¥192.168.110.12¥

NASのIPアドレスの調べ方は各NASの説明書を参照して下さい。

説明書に記載がない様な場合は、次の方法で調べてみて下さい。

  1. エクスプローラーを起動して、左側のナビゲーションウインドウから「ネットワーク」を選ぶ。
  2. 画面右側のネットワークに接続されている機器一覧からNAS機器名をメモする。
  3. Windowsのスタートボタンから、「Windows システムツール」の中の「コマンド プロンプト」を選択。
  4. コマンドプロンプトで、ping NASの名前 (例 ping NAS-EIGYOU)と入れ、Enterキーを押す。
  5. 『NASの名前 [XXX.XXX.XXX.XXX]に pingを送信しています…』のように表示される。ここの「XXX.XXX.XXX.XXX」がIPアドレス(※XXXは3桁ではなく、2桁や1桁の場合もあります)。下図の例ではNAS-EIGYOUがNASの名前、192.168.11.12がIPアドレス。

 

仮想デスクトップ・仮想PCからDVDドライブにアクセス(v2)

仮想デスクトップ・仮想PCからWaffle Cell本体のDVDドライブにアクセスできません。ローカルPCのドライブにDVDを挿入し、Waffle Cellのファイルサーバーにコピーしてください。

例:
ローカルPCでエクスプローラー(Windowsキー+E)起動。
DVDドライブはFドライブとした場合
FドライブのDVDの内容 → ¥¥L.example.wafflecell.com¥suzuki¥dvd¥
にコピーすることができます。

ファイルサーバーにコピー後、仮想デスクトップ・仮想PCから
¥¥L.example.wafflecell.com¥suzuki¥dvd¥ にアクセスしてください。

サービス削除がうまく行かない(v2)

Q:追加したサービス(Nextcloud等)を削除しようと思い、「サービス削除」を実行したが、削除されない。

 

A:「サービス一覧 アップデート」を実行した後に
「サービス追加」されたプログラムでないと
「サービス削除」されない場合があります。

下記手順をお試しください。また、一度削除してまっさらな状態から「サービス追加」をやり直したいという場合も下記(4)の後から行ってください。

(1)Waffle Cellと同じLAN内にあるPCのブラウザで、Waffle Cell TOPページ
を開き、管理TOPページ ログイン。

(2)[高度な設定]サービス追加削除(一般) → [アップデート]サービス一覧 アップデート 実行。

(3)削除できないプログラムの「サービス追加」を実行。

(4)該当プログラムの「サービス削除」を実行。

VPN接続を同時に複数ユーザーができるか

「VPN接続だけ」であれば10人以上でも同時に接続可能です。ファイルサーバーにアクセスして、ファイルのコピー削除等を行うことができます。

但し、例えばVPN接続して仮想デスクトップにログインするというのであれば動作に多くのメモリを必要とするので、多くのユーザーが同時ログインするのは無理となります。

ファイルサーバー上のファイルを編集できない

Q:ファイルサーバー上に保存されているファイルを変更した後保存できない。表示・印刷は問題なくできる。

A:ファイルのアクセス権限を下記の手順で確認します。

(1)仮想デスクトップを起動。
(2)画面左上、[場所] → 該当ファイル右クリック → プロパティ → [アクセス権]表示
access
ここで[アクセス]が「読み書き」になっているか確認します。

※もし「読み書き」がグレー表示になっている場合
「所有者」はjiroになっています。Aさんが作成したファイルのプロパティをBさんが開くとこのようにグレー表示に なります。この場合は「所有者(上図の場合はjiro)」に「読み書き」に変更するよう依頼してください。

また「読み書き」に設定したにも関わらず、設定が反映されない場合はWaffle Cellを再起動してください。

DELLのWindows10からVPN接続できない(エラー780)

他のデバイス(Windows10、タブレット等)からは問題なくVPN接続できるのに、DELLのWindows10からのみVPN接続できない場合があります。

特徴として
・有線LANからはVPN接続できる
・無線LANからはVPN接続できない
という現象が上がっています。またエラー番号は780が出ます。

その場合の対応策として、DELLのWindows10にインストールされている
SmartByte
をアンインストールしてください。

ビデオの視聴速度や品質を上げるソフトだそうです。お使いでなければ「設定」→「アプリ」を開いてSmartByte関連のアプリ2つをアンインストールしてください。

参考HP(taracohouse)